副業時間を確保するためにやめたこと
副業を始めた頃、「時間は頑張って作るもの」だと思っていました。
でも実際は、新しいことを始める前にやめることを決める方が大事でした。
仕事が終わったあとも気合いで机に向かい、休日は予定を詰め込んで、そのすき間に副業をねじ込む。眠くても、疲れていても、「やると決めたから」と自分を奮い立たせていました。
でも、正直に言うと──全然続きませんでした。
やろうと思っていたのにできなかった日が増えるほど、自己嫌悪ばかりが溜まっていきました。「私は意志が弱い」「やっぱり向いてないんだ」と、何度も思いました。
そんなときに気づいたのが、「新しいことを始める前に、やめることを決める方が大事」という事実でした。
今回は、副業時間を確保するために、私が実際にやめたことを正直に書いてみます。これから副業を始めたい人や、時間がなくて悩んでいる人の気持ちが、少しでも軽くなれば嬉しいです。
完璧な家事・生活リズム
副業を始めたばかりの頃の私は、
・仕事はちゃんとこなす
・家事もきちんとやる
・生活リズムも乱さない
・そのうえで副業も頑張る
という、今思えばかなり無理な目標を立てていました。
「全部ちゃんとできる自分でいたい」 「だらしないと思われたくない」
そんな気持ちが強かったんだと思います。
でも現実は、体力も気力も削られる一方でした。仕事が終わる頃にはもうヘトヘトで、家事を終えたら副業をする余力なんて残っていません。
そこで私は、生活のハードルを意識的に下げることにしました。
・多少部屋が散らかっていてもOK
・毎日自炊しなくてもOK
・「今日は最低限」で終わらせる日があってもOK
完璧を目指すのをやめて、「続けられる生活」を優先するようにしました。
不思議なことに、全部をちゃんとやろうとするのをやめたら、心に少し余白が生まれました。その余白が、副業に使えるエネルギーになったのです。
副業を続けるためには、努力よりも環境づくりの方が大事だと、このとき初めて実感しました。
まとまった時間が取れないと何もしない考え方
以前の私は、「1〜2時間まとまった時間がないと、副業はできない」と思い込んでいました。
その結果どうなったかというと、
「今日は時間がないから無理」 「中途半端にやっても意味がない」
そうやって、何もせずに終わる日がどんどん増えていきました。
でもあるとき気づいたんです。まとまった時間が取れない日が多いのは、社会人なら当たり前だということに。
それなら、時間の使い方を変えればいい。
今はこんなふうに考えています。
「5分でメモを書く 」「10分で構成を考える」「通勤中に下書きを頭の中で考える」
「短時間でもOK」にしただけで、副業が一気に身近になりました。
完璧なアウトプットを目指さなくてもいい。今日は種をまくだけでいい。
そう思えるようになってから、少しずつ前に進める日が増えました。
「毎日やらなきゃ」という思い込み
副業を始めたばかりの頃は、「毎日やらなきゃ成果が出ない」と思っていました。
SNSや成功談を見ると、毎日コツコツ続けている人ばかりに見えて、「休んだら置いていかれる気がする」という焦りもありました。
でも実際には、毎日やろうとするほど、できなかった日のダメージが大きくなりました。
今は、副業を週単位で見るようにしています。
今日は何もしない日。 明日は少し進める日。 週末にまとめてやる週もある。
波があってもいいと認めたことで、気持ちはかなり楽になりました。
できなかった日は「サボった日」ではなく、「お休みの日」。
そう考えるだけで、次に向かう気力が残ります。
出来なかった自分を責めるのをやめた
以前の私は、計画通りにできなかった日は必ず自分を責めていました。
「今日もできなかった」 「なんでこんなにダメなんだろう」
でも、責めても時間は増えないし、やる気も戻りません。
今は、できなかった日があっても「今日はそういう日だった」と受け止めるようにしています。
副業は短距離走ではなく、長距離走。
続けるためには、自分を追い込まないことも立派な戦略だと思うようになりました。
時間を作ろうとするのをやめた
副業を始めた頃の私は、「どうやって時間を作るか」ばかり考えていました。
でも今思うのは、副業時間は無理に増やすものではなく、「削れるものを削って残った時間」だったということです。
完璧な生活、理想のルーティン、無理な目標。
それらを少しずつ手放した結果、自然と副業に使える時間が残りました。
続いている理由は、意志が強いからではありません。
やめる決断をしたからです。
もし今、時間がなくて苦しくなっているなら、「もっと頑張る」より先に、「何をやめるか」を考えてみてください。
それだけで、きっと少し楽になります。

